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動くこともままならない腰痛に!あることをするだけで動けるように!

 健康運動指導士の金盛です。

前回に引き続き、椎間板ヘルニアについてのお話です。


前回は、椎間板ヘルニアを悪化させない、または症状を緩和する方法はないのか?


ありますよ~!


というところで終わっていましたが、ここではその方法についてお話していきたいと思います。


まずは、椎間板にかかる圧力について考えていきます。立っている状態を100とした時に、座っている時にかかる椎間板への圧力は140なんです。


ん!?

立っている時より楽なはずが140??


そう!!


立っている時より、実は座っている時の方が、椎間板にかかる圧力は高いんです。


ということはどうやら、姿勢によって椎間板にかかる圧力は変化するということがなんとなくわかってくると思います。


では、どんな姿勢の時に椎間板にかかる圧力は高いのでしょうか?


立って、前傾で荷物を持つ。

もしくは座りながら前傾で荷物を持つ。

どちらもかなり椎間板にかかる圧力が高くなっていることがわかると思います。


ということは、「荷物を持つことがなんとなく悪いのかな?」そんなふうに感じられると思います。


でも、日常生活で荷物を持たないというのはなかなか想定しづらいもの。


こんな時に役にたってくれるのが「コルセット」です!!


コルセットを使うことで、腹圧と言われるお腹の中の圧力は高まり、背骨を腹圧で支えてくれるようになります。


本来は自分の体幹の筋肉が背骨を支えていますすが、体幹の筋力低下や体幹の筋肉がうまく機能してくれなかったりすると、背骨をうまく支えられなくなってしまうのです。


また背骨周りの靭帯を損傷してしまったり、椎間板にかかる負担が増すことで、椎間板ヘルニアやぎっくり腰になってしまうことが考えられます。


では、次回は、そんな背骨をしっかり支えるための筋肉を復活させるトレーニングや筋力アップさせる筋力トレーニングなどを紹介したいと思います!!


ようやく運動のお話ですね( ^)o(^ )

では、また~(^O^)/



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