こんにちは。
健康運動指導士の金盛です。
2010年の研究で長寿に一番影響を及ぼしているのが、
「社会とのつながりの種類や量が多いこと。」というのがわかったそうです。
禁煙や適度な飲酒または運動よりも影響を与えていると。
これは、フレイルという概念でも言われている「社会参加」が大事という考え方を支持するものですね。
運動の観点から考えると社会参加が増えるということは身体活動量が増えるので必然的に歩数が増えたり、活動量が増えたり、消費エネルギーも増えるので生活習慣病などの予防にもつながると考えられます。
しかし、この研究での社会とのつながりというのは、どうやらそういう観点ではないようです。
人間は、関係が近い人の考えや行動様式に影響さ れやすいそうです。
こ れは、ミラーニューロンという脳内神経細胞が関与し ていることが、脳科学で証明されています。
これはネガティブな影響も与えることがわかっており、近しい人(友達)に肥満の人がいると50%の確率で肥満になると言われています。
しかし、ポジティブな影響も与えているため、知らず知らず、周囲の人の影響を受け、健康行動をとっているのかもしれませんね。
また、この研究でわかったことをうまく活用することができれば、運動教室や健康のためのサークル活動などに取り入れ、相乗効果で健康で長寿の後押しをしてくれることも期待できるかもしれませんね。
ではまた~('◇')ゞ
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